実践事例

  • TOP/
  • 実践事例/
  • 検索結果/
  • R7教育におけるICT活用事例 最優秀賞 松永泰臣教諭(中原特別支援学校)
2026年02月02日
特別支援学校

R7教育におけるICT活用事例 最優秀賞 松永泰臣教諭(中原特別支援学校)

授業概要

学年・教科等

特別支援学校 校務DX

実践の概要

特別支援教育と生成AI
~生成AIは特別支援教育教員の福音となるか~

 特別支援教育の現場では、「特別支援教育に係る専門性、個に応じた指導計画の立案、個別最適な教材準備」が求められる。これに対し、「教員間の経験や知識の差、特別支援教育ならではの難しさ、個別性への対応の難しさ」が課題である。求められることの重要性は理解しているが、実現のためには時間が足りず、現場の大きなジレンマとなっている。そこで、生成AIを活用し、①専門性と時短の両立、②個別最適なデジタル教材の作成の2点に焦点を当て、課題解決への試行を行った。

①専門性と時短の両立
 特別支援教育の教員は年度当初より多数の研修や会議が集中し、十分な計画立案や教材研究に時間が割けないという課題がある。この課題に対し、NotebookLMを活用し、研修資料を基に短時間で理解できる音声教材を生成した。校内フォルダやYouTubeに公開することで、必要な内容を必要な時に学習できる環境を整備した。視聴者からは「ながら学習に有効」「短時間で概要が把握できる」との肯定的な意見が寄せられる一方で、読み間違い等の課題も確認された。さらに、ChatGPTを使い、指導計画等のサポートを行うAIを公開した。
②個別最適なデジタル教材の作成
 特別支援教育では、児童生徒の特性や認知段階に応じた教材の準備が不可欠であり、市販教材のみでは対応が難しい。そこで、CanvaAIやChatGPTを活用し、誰でも生成・共有可能なデジタル教材を作成する試みを行った。生成された教材はブラウザ上で動作し、OSに依存せず活用できる利点がある。また、児童生徒の特性等に応じて容易にカスタマイズを行うことができる。

 これらの取組により、生成AIは単なる「時短ツール」に留まらず、教員が能率的に教育活動を行う手段であり、教育の質の向上につながる可能性が示された。

実践の概要
使用ソフト

NotebookLM、ChatGPT、Canva

キーワード

教育におけるICT活用事例、特別支援教育、生成AI、校務DX